ビコンのDNA 「三角ディスク」
ビコンが長年受け継いできたDNA「三角ディスクx三枚刃」システムは、その卓越したカッティング性能が生き続けています。三枚刃システムは、常に1枚のナイフがバー前面で刈り取りを行っています。
また、同速度で同量の刈り取り作業行う場合、1枚のナイフに掛かる負担が少なく、綺麗なカッティングが行えます。
また、他社円形ディスクに比べ、ナイフのオーバーラップが大きく、刈り残しを防止します。
偶数ディスクのカッターバー
ビコンは作業幅に関わらず、4/6/8/10連と全て偶数のディスクを装備しています。隣り合うディスクが対になって回転し、大きなオーバーラップで刈り残しが無く、刈った草の流れも良く、低馬力高速作業が可能です。
ヘビーデューティー構造
カッターバーは、箱型の一体溶接構造になっており、高強度かつオイル漏れなどのトラブルを極力回避します。特殊形状のギアは、嚙み合わせ歯面が丸く隣ギアとの重なりが大きく、潤滑性にも優れ、音も静かで、高い耐久性をお約束いたします。
カッターバーを上方向15°~下方向45°に傾けての刈り取りも可能で、法面の雑草刈取作業にも活躍します。 EX124
コンパクト&機能性重視
EX100シリーズは、4ディスク作業幅1.7mから、6ディスク2.4mまで、3型式をラインアップ。EX122は2.2mでありながら、6連ディスクを採用。
このクラスは他社では奇数5連ディスクが主な中で、高い刈取り性能や低い所用馬力で差をつけます。
EX122
簡単枕地旋回 リフティング機構
枕地では、油圧シリンダーを縮めるだけで、カッターバー先端が持ち上がった後、自動的に3点リンクが少し上昇し、簡単に旋回が行えます。
シンプル&確実な安全装置
カッターバーが大きな障害物に接触した場合、スプリング式安全装置が作動し、バーを斜め後方へ逃がし、本機とトラクターを保護します。
型式 | EX117 | EX122 | EX124 |
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作業幅 m | 1.66 | 2.16 | 2.42 |
ディスク数 | 4 | 6 | 6 |
所用馬力 kW/hp | 26/36 | 31/42 | 34/46 |
カッターバー傾斜許容角 | 上方向+15°~下方向-45° |
サスペンション&セーフティー
大径&ロングサスペンションスプリングを装備し、圃場の凹凸に優しく追従します。また、上&下方向最大35°までその機能を保持します。
型式 | EX282 | EX322 |
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作業幅 m | 2.84 | 3.18 |
所用馬力 kW/hp | 37/50 | 40/55 |
ディスク数 | 8 | |
カッターバー傾斜許容角 | 上方向+35°~ 下方向-35° |
ノンストップ セーフティーシステム
モアユニットが大きな障害物に接触すると、右側ロワリンク部の安全装置が外れ、ユニットを斜上後方へ逃がし、本機やトラクターを保護します。ユニットは障害物を回避後、自動で作業ポジションに復帰します。
重量バランスを考慮した移動姿勢
移動時のモアユニットの折り畳み角度は125°となり、モア重心がトラクター中心に近づくため、安定した左右バランスが得られます。また、移動高さも低く収まります。
型式 | EX332 | EX336 | EX340 |
---|---|---|---|
作業幅 m | 3.18 | 3.50 | 3.94 |
所用馬力 kW/hp | 44/55 | 44/60 | 51/70 |
ディスク数 | 8 | 10 | |
カッターバー傾斜許容角 | 上方向+15°~ 下方向-15° |